• ヘルスケア第一部 第一チーム

錠剤の外観も
厳しくチェックするという
日本ならではの価値観を
海外に広めたい

金元 聞徳生産工学部 機械工学科卒 / 2007年入社

志望動機

大好きな機械に触れながら
語学力を活かせる
第一メカテックには
求める条件がそろっていた

もともと機械いじりが好きだった私は機械工学科に進学し、機械設計や製図、加工学などについて学びました。理解を深めてより強く興味を抱いたことから、就職先選びでも「機械」をキーワードに各企業を見ていました。加えて、韓国語と中国語を話せるという自身の強みも活かしたいと考えていましたが、そんなときに見つけたのが第一メカテックの求人情報です。面接を受けてみると、第一メカテックの取引先には海外に生産拠点を所有している企業も多く、海外出張をともなうようなメンテナンス業務を通じて語学力を活かせるチャンスもあるという話でした。また、社内には展示用の機械が設置されていますが、普段は社員のトレーニングに供用しているなど、エンジニアの育成環境を充実させている点にも魅力を感じましたね。求める条件が整っている第一メカテックなら、前向きに職務に全力を注いでいけると確信できたので、内定の連絡を受けた際は迷わず入社を決意しました。

現在の仕事

エンジニアとして成長していける点や
人脈を広げていける点が大きなやりがい

海外に生産拠点を構えていらっしゃる製薬会社様を担当し、錠剤外観検査機という機器を中心に、搬入工事や移設工事、定期メンテナンスなどに従事しています。現場は海外の工場なので、顧客側のスタッフはすべて外国人です。入社前に希望していたとおり、機器を操作する方向けのオペレーショントレーニングや書類の翻訳、第一メカテックの社員と顧客がやりとりする際の通訳など、語学力を求められる場面も多くあります。職務を通じて感じるやりがいは大きく2点。ひとつは、エンジニアとしての自身の成長を実感できる場面が多いことです。設備機器に関する知識を深めれば、それだけ単独対応できる幅が広がりますし、社内外のエンジニアとの交流を通じて、新たな知見や技術を採り入れることもできますから。やりがいのもうひとつは、さまざまな人とのコミュニケーションを通じて人脈を広げていける点です。中には、職務をきっかけにプライベートでも交流するようになった人も多く、さまざまな刺激を受けています。

今後やってみたいこと

海外メンテナンス専門のチームをつくり
ニーズの拡大に対応していきたい

私が実務を通じて接している錠剤外観検査機とは、文字どおり、生産された錠剤の形状に問題がないかを自動で検査する機器で、モノづくりに関して厳しく自己を律する日本人ならではの着眼点で開発された装置です。そもそも海外の製薬会社には、錠剤の外観に検査を要するという考え方がなかったのです。しかし、海外に生産拠点を置く日系製薬会社が外観検査機を導入したことで、その存在や錠剤の外観を検査するという価値観は広がりを見せています。薬品マーケットにおける品質保証の要求レベルが高まっていることもあり、グループ会社の第一実業ビスウィルは、錠剤外観検査機の輸出実績を増やしています。現状、海外の納入先の大半では、現地代理店のエンジニアがメンテナンスや修理の対応にあたっていますが、マンパワー不足が常態化しているようです。社内に海外メンテナンス専門のチームを組成・牽引することで、第一メカテックの成長に貢献したいですね。

1日のスケジュール

  • 9:00入場:製薬会社工場・製造現場
       手洗い、更衣、工具の搬入等
  • 9:30機械点検前の状態チェック、
    試運転
  • 10:30機械の点検開始
    (分解状態チェック、部品交換等)
  • 12:00昼休み
    (工場食堂又は外食)
  • 13:00機械の点検続き
    (部品交換、組み立て等)
  • 15:00機械点検後の状態チェック、
    試運転
  • 17:00最終ミーティング
    お客様への最終点検詳細報告
  • 17:30退場及び会社への
    終了報告